Red Bull Paper Wings Japan Finalの参加者たち (C)Red Bull

4月4日(土)、羽田空港の日本航空格納庫内で、大学生達が自作紙飛行機のパフォーマンスを競う大会「Red Bull Paper Wings(ペーパーウィングス)」の日本予選を開催しました。

Red Bull Paper Wingsは大学生と専門学校生を対象とした紙飛行機のイベントで、「最長飛行距離」「最長飛行時間」「曲技飛行」の3部門で争われます。「最長飛行距 離」と「最長飛行時間」は、会場で支給される公式のA4用紙のみを使用して、その場で作成した紙飛行機でスタート地点からの飛行距離や滞空時間を競いまし た。「曲技飛行」は事前に作成した紙飛行機を会場に持参し、その機体の構成、芸術性&デザイン性などの創造性、そしてフライト時のパフォーマンス の3つの基準で評価が行われました。この競技に関しては用紙の規定が無く、また様々な道具やアイテムを使用して工夫を凝らすことが出来ます。

今回の審査員を務めたのは空のF1と呼ばれる"Red Bull Air Race World Championship"に今シーズンから参戦する室屋義秀選手と日本折り紙ヒコーキ協会の臼井実氏、日本航空機長の長瀬誠司氏の3名。審査員の他に会 場に詰め掛けた200名の観客が見守る中、「最長飛行距離」部門は31.7メートル飛行した立命館大学の近藤圭佑さん、「最長飛行時間」部門は13.7秒 滞空したやまなみ大学の岸浦武繁さん、そして「曲技飛行」部門は、小さな紙飛行機が大量に詰まった仕掛けを空中で分解させて、大量の紙飛行を空に舞わせた やまなみ大学の岸浦武繁さんが、2つめのタイトルを手に入れました。

「最長飛行距離」部門優勝 近藤圭佑さんのコメント
「優勝は まぐれだと思いました。規定のラインを越えてファールになりかけましたが、飛行距離が予想以上に伸び、運よくコースに戻って来られました。紙飛行機作りに 関しては素人に近く、今大会で始めて本格的に取り組みました。今回は羽根の角度が飛行の途中で水平になるように工夫しました。卒業のための単位を落とさな いように頑張りながら、5月の本線で安定した飛行を出来るように研究します」

最長飛行距離部門で優勝した近藤圭佑さんのコメント
「今回の紙飛行機を折ったのは会場でしたが、構想を含めると製作に2年間かかりました。最長飛行時間部門で優勝できて嬉しいです。ザルツブルクでは日本の名に恥じないように頑張ります。折り紙は日本の文化なので、世界的に広めてきたいと思います。」

「最長飛行時間」部門優勝 「曲技飛行」部門優勝 岸浦武繁さんのコメント
「最長飛行時間部門はドキドキでしたが、パフォーマンスは個人の戦いなので、ライバルも多く、気合が入りました。世界大会は、国際的に通用することができるスターウォーズに関連したテーマで挑戦したい。」

審査委員長 室屋義秀のコメント
「曲技飛行部門の審査はパフォーマンスと飛行と飛行機の造作、時間の使い方のバランスを見て審査しました。優勝された方はそのバランスがとても良かったと思います」

審査員 臼井実(日本折り紙ヒコーキ協会 科学技術推進室 室長)のコメント
「曲技部門では学生の方々がそれぞれユニークな発想を展開し、面白いイベントでした」

審査員 長瀬誠司 (日本航空 機長)のコメント
「折り紙がこの様な大会を通して世界に広がっていくことはとても有意義なことだと思います」

Red Bull Paper Wingsは2006年に第一回目が行われ、世界49ヶ国で行われた予選に約1万人が参加しました。3年ぶりとなる今回は規模がさらに拡大し、85カ国で 予選が繰り広げられています。本日のJapan Finalで、3部門それぞれの1位に輝いたパイロットには、5月1日(金)、2日(土)にオーストリア・ザルツブルク空港のHangar7で開催される 世界大会"Red Bull Paper Wings 2009"へのチケットが贈られます。本戦での彼らの活躍にご期待ください。

会場となった、日本航空 西側ライン整備ハンガーの様子
会場となった、日本航空 西側ライン整備ハンガーの様子


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