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午後の予選ではハイメ・アルグエルスアリが16位、セバスチャン・ブエミが17位の結果。明日の決勝は、8列目と9列目からのスタートとなる。今年の11回の予選セッションのうち、ハイメがセバスチャンに勝るタイムを出したのは2回目。それ以外は書くことがあまりないような予選だったが、日曜日のレースのパフォーマンスの方が予選を上回ることが多いので、今回もそれに期待したいと思う。

最終トップ10を競うQ3は本当にエキサイティングだった。レッドブル・レーシングの思いのままにならなかったことが主な理由だ。金曜日から好調な走りを見せているフェラーリだが、予選でもポールポジションのセバスチャン・ベッテルとフェルナンド・アロンソのタイム差は僅か0.002秒。ベッテルは苦戦の末のポールポジションだった。レッドブル・レーシングのマーク・ウェバーが4位。一方、3列目グリッドはオール・マクラーレン、オール・ワールドチャンピオン。ジェンソン・バトンがセッション終盤に力強いラップを走り、チームメイトを破って5位を獲得した。

今週末は天気の予測がつかないが、もし明日雨が降らなかったとしても、レースには雨の影響が出る。ドライ走行が少なかったため、本格的にラバーが乗ってグリップが良くなってきたのは今日の午後になってのこと。しかし、その分、今週末前半よりも今の方がタイヤへの負担は大きい。明日の戦略のカギは、タイヤ交換のタイミングと、いかに上手くスーパーソフトとハードタイヤをマネージするかだ。

TVでレースを観る人も、サーキットで観戦する人も、F1パドックがどれほど清潔で整然としているかには気付いていると思う。だが、本当の仕事が行われている舞台裏は絶対に見ることができない。静かに水の上を滑る白鳥と同じで、F1でも水面下では必死に水を掻くような作業が行われている。チームのモーターホームの裏では、ものすごいスピードでみんなが走り回っている。食料や飲み物は山積みだし、巨大なゴミ箱は1日2回空にしなければならない。発電機はものすごい音を立て、シェフたちはジャガイモの皮をむき、夜明けと共に働き始めるスタッフはチームのための朝食を作ってから昼間少し居眠りをする。こうした裏方の生活は、決して一般客の目にさらされることはない。長年F1で働いているので、この「秘密のF1村」の奇妙な光景は何度となく目にしているが、今日は、あるチームの建物の裏にあった箱のラベルを見て仰天した。「フライドポテト、2009年3月30日」 食べる人がいないといいのだけど。
 



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