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倦怠期のカップルにとってはパートナー交換も刺激的かもしれないが、セバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーが淫らなマンディーと魅惑のリズを交換し、また元のパートナーに戻る話をしているのを聞いていると、何のことを言っているのか分からなくなる。

バレンシアのアクシデントの後、マーク・ウェバーのシャシー — スペインとモナコで優勝したクルマ — は、レースを半分引退し、チームのスペアカーとなった。従って、今週末のシルバーストンのイギリスGPでは、マークはセブがシーズン開幕時に「魅惑のリズ」と命名し、彼がマレーシアGPで優勝したシャシーを運転する。

今は「淫らなマンディー」を運転するセブは、これについてどう感じているのだろう。うーん、シャシーの不貞について?「マークが自分のクルマに名前をつけるかどうかは知らないけど、ぼくに名前の権利があるわけでもないしね。彼女にはフロントサスペンションに少しひび割れがあったので、マンディーに乗り換えたんだ。でも、マークとリズは絶対にうまくいくよ」

チーム代表のクリスチャン・ホーナーが、ドライバーとシャシーの三角関係を色気のない言葉で説明してくれた。「シャシーは、結局、部品をひとまとめにするものに過ぎない。どちらのシャシーも同等のコンディションであることは100%確かだ。セブの古いシャシーの修理はそれほど複雑な作業ではなかった」

ちなみに、セブが今週末乗るのはシャシーナンバー2のクルマ — これは、マークがバーレーンGPを走らせたクルマで、マークはシャシーナンバー3のクルマに乗る。混乱している人がいるといけないので書いておくが、シャシーナンバー4がマークがバレンシアで乗っていたもの。名前を付けるほどではなかったにせよ、マークが「大切に乗っていた」と言うクルマだ。ドライバーやシャシーやクルマにとっての今週末のチャレンジは、新しいレイアウトのシルバーストン・サーキットをマスターすること — ここは、昨年度チームが圧倒的な1−2フィニッシュを達成したコースでもある。

2010年はタイトなインフィールド・セクターが付け加えられているが、2009年度にRB5が素晴らしいパフォーマンスを見せた高速コーナーは残っている。

クリスチャン・ホーナーはこのように語っている。「昨年度はどのセクターでも力強いパフォーマンスを発揮することができたが、12ヵ月の間に大きな変化があったので、我々のクルマの特徴に、新しいレイアウトがどのように影響するのかが興味深い」

イギリスGPをシルバーストンに引き留めることができたのは、サーキット関係者の「驚くべき努力」の成果だとマークは言う。新しいコースにも「良いものは全部残っている」と、彼はポジティブだ。セブも同じ意見だ。「誰がシルバーストンのコースを設計したか知らないけれど、天才だと思う。今のぼくたちのコーナリングスピードやダウンフォースだと信じられないほど素晴らしいコースだ。F1カーの本来の性能を感じることができるのは、こういうコースだ。レイアウトが変わっても、ぼくたちのクルマにマッチするコースであることを願う」
 


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