210707SB02.jpg (C)Red Bull

Q.スノーボードとの出会いについて教えてください。

16歳のころ、スケートボードをやってて地元のスノーボードをやっている人と知り合ったのがきっかけですね。その後ビデオを見てすぐにプロになると決めました。その前はスケートボードのプロになるつもりだったんですどね。始めた当初に憧れてたライダーとしては、Jamie Lynnや、Devun Walshとかですね。いっぱいいるんですけど。

Q.今までのスノーボーダーとしてのベストなパフォーマンスなど

一番楽しいのは、友達と一緒に滑っているとき。一番アドレナリンが出たのは17歳のときにスイスのジュネーブで出たインドアの大会かも知れないですね。急な選手の不出場で僕が出ることになって、「チャンスだ」と思って(笑)興奮しまくりで出たときのことが印象的で忘れられないですね。

Q.スノーボーダーとして一番達成感を感じる瞬間は?

あんまり達成感を感じたり、満足を感じたりしないんですよね。Filmingをしているときでも、次、次と考えるタイプなんで、満足するのは辞めるときかも知れないと思っています。Heart Filmsでのシューティングでも、映像に関してもやりたいことがとめどなくあって、毎回毎回時間がなくて、やり切れずに終了してしまう感じで。ただ、試写会とかで「良かったよ」とか言ってもらえるとすごく嬉しいですけどね。

Q.Red Bullとの関係を教えてください。

Red Bullは17歳でスイスに行ったころからロゴつけて滑ってるライダー達を見て知ってましたよ。Red Bullアスリートというところでは、昔はヨーロッパのアスリートが多いなという印象が強かったですが、今はアメリカのアスリートも増えましたよね。カッコイイ奴らが多いです。そういう一流のやつらとチームメイトみたいにやれるというのは嬉しいですね。周りからは、みんなボーダーはRed Bull好きだから、いいなぁと思われてるんじゃないですかね。

Q.カナダでの生活について教えてください。

カナダで住みだしてからは8年くらいです。行ったきっかけというのは、アスリートって壁にぶち当たるじゃないでか。日本にいて壁があったときに、ダラダラするような時期もあって、それじゃダメだと思って、カメラマンの丸さん(丸山大介)と一緒に行こうと言い出したのがきっかけでしたね。あと、Devunとかが、カナダの山でバックカントリーをしているのを見て、日本と全然違う山でガンガン攻めているのを見て、やっぱりあっちに行かなきゃダメだと思いましたね。置いていかれちゃダメだって。
それと、やっぱりウィスラーは最高です。行った最初は何も分からなかったですが、やっぱり最初からイイと思いましたよ。生活という意味では、言葉の壁はありますし、英語については今も「微妙」ですが(笑)。なんとなくやってます。

Q.私生活についてすこし教えてください。

結婚して5年くらい経って、今年双子が生まれました。子供が生まれたことによるスノーボードに対する心境の変化とかはあまりないんですが、そうやってできるのは嫁の理解の部分が大きいと思います。

Q.自身の夢は?

自分の地元・山形にスケートパークを作りたい(笑)。いろいろな国で旅をしていて思うのは、「環境だな」ということ。環境がないと伸びるものも伸びない。
スケートはお金がなくてもちっちゃい子達もできるものだと思うんですよね、そこから大人になりながらお金も貯めて、スケートボードだとかサーフィンに進んでいけばいいんだと思うんです。やっぱりS3(Surfing, Snowboard, Skateboard)だったりの楽しさを伝えるのが自分の仕事だと思うんですよね。どこまでできるかは挑戦ですが。

Q.布施忠にとってのスノーボードとは?

仕事でもあり、遊びでもある。みたいな感じですかね。遊びで初めて、プロになると思ったので、遊び心は忘れたくないんですよね。現状のスノーボードの状況を考えると、自分が18歳くらいのときに盛り上がってて、それに比べると落ちてきているような気はするんですよ。今は環境問題とかもあるし、みんなで自分のことだけ考えるんじゃなくて、盛り上げていきたいなぁと思いまね。マナーときちんとするのは大事ですしね。

Q.今シーズンのスケジュールについて教えてください。

12月あたままで日本。10月にアメリカでポートランドで試写会もあります。そこから日本に戻ってトレーニング。ヨーロッパで撮影入れたりで、X-Trailはヨーロッパの雪の状況次第ですね。

Q.来年の目標は?

自分の滑りだったり、映像を理想に近くしたいと思っています。Heart Filmsに関しては、試写会だったりで「やったな」という感じでみんなで観て泣けるような作品にしたいと思っています。


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