Scuderia Toro Rosso, Bahrain Grand Prix Getty Images

金曜日の不調が日曜日の決勝に影響を与えた。

ブラックホールの存在を信じる?サヒール・サーキットで開催されたシーズン開幕戦の49周のパフォーマンスは、まるでブラックホールに吸い込まれてしまったようだった。現実的にはもっと理論的な理由があって残念な週末になってしまったのだが。金曜日の午前中にセバスチャンの油圧系システムにトラブルが発生したため、6時間ではなくハイメの3時間の走行データに頼るしかなかったのだ。金曜日で失敗すると出遅れてしまうため、予選でそのペナルティをとられる結果になる。予選順位が良くなければ、当然、その後のレースも難しくなる。スタートでのホイールスピンがひどかったこともセバスチャンの助けにはならなかった(現在、この原因を調査中)。彼はオープニングラップで18位までポジションを落とし、1ストップ戦略もあまり効果が出なかった。18番手グリッドからスタートしたハイメは2ストップ戦略で全力を尽くし、5つポジションを上げた13位でチェッカーフラッグを受けた。

表彰台の3人を見ると、シーズン開幕前にフェラーリとマクラーレンが他より数段勝っていると書いていたジャーナリストの意見は正しかったようだ。しかし、途中トラブルでスローダウンするまで圧倒的な強さを誇ったのは、レッドブルのセバスチャン・ベッテルだった。ポールポジションからレースをリードし続けたベッテルは、勝利を自分のものにしたように見えたが、クルマにトラブルが発生してチェッカーフラッグの時点では4位だった。そのおかげでフェラーリは1−2フィニッシュを果たし、フェルナンド・アロンソがフェラーリのデビュー戦で初勝利を飾ることになった。アロンソにとっては、ここバーレーンでの3度目の優勝。彼に続いてフィニッシュしたのはフィリペ・マッサ。2009年ハンガリー以来のスピードを見せた。ルイス・ハミルトンも減速するベッテルを抜いて、3位に滑り込んだ。今回のレースでF1カンバックを果たしたミハエル・シューマッハは、やや堅実な走りで、メルセデスのニコ・ロズベルグに続く6位フィニッシュ。レースのスタート前、スクーデリア・トロロッソに奇妙なリクエストが寄せられた。レース前の恒例のトイレタイムに、ミハエルがトロロッソのガレージを通っても良いだろうか?結局、7回の世界チャンピオンの姿を見ることはなく、残念だった。トイレのシートを後でeBayに出品しようと思っていたので。

昨年度世界チャンピオンのジェンソン・バトンは、マクラーレンのデビュー戦を7位フィニッシュ。その他、ポイントを獲得した10位までのドライバーは、マーク・ウェバー、トニオ・リウッツィ、ルーベンス・バリチェロ。クルマと機材は全て第2戦のメルボルンへ向けて発想された。チーム関係者はファエンツァのファクトリーで数日過ごしてからオーストラリアへ向けて旅立つ予定。
 


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