据え置き用ゲームがクリスマス以来の冬休みを楽しんでいる間、グレン・フェリスがモバイルゲーム分野の選りすぐりの最新作を紹介する。
いつでもどこでも
大手が年末商戦に少しでも食い込めるように持ち弾を早めに撃ってしまって1月は新作の発売がほとんどない荒れ野の様相を呈している現在、コンシューマー側で騒げる話題は非常に乏しい。選抜を勝ち抜いたお気に入りゲームのマルチプレイ用新作マップやキャラクタースキンを引き続きダウンロードするのも手ではあるが、それだとモバイルゲーミングに特化して作られた傑作のいくつかを見逃すことになる。そのことを証明するため、新作や発売予定作品からいくつかの珠玉の作品をピックアップしてみた。
Dizzy: Prince Of The Yolkfolk (黄身の国の王子ディジー)
一定の年齢層のゲーマー(つまりいい歳したおっさん方)はディジーの波卵万丈な大冒険を大いに懐かしがることだろう。HDでお色直しされ、パズルが手に負えなくなった時用の便利なチートオプションも用意され、無精卵タイトルをポイント・アンド・クリック方式で復活させたこの作品は身銭を切る価値があるだろう。割れんばかりの笑いを提供してくれる殻だ。詳しくはこちらから。
「アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり」
待望のPlayStationシリーズ最新携帯機、PS Vita が2月22日に欧米で発売されるが、同時発売タイトルの中でもマストアイテムなのがネイサン・ドレイクの活躍するシリーズ最新作だ。画面が小さくなっても息を呑むような美しさの本作は、期待される量のガンアクション、パズル要素および気の利いた会話がちゃんと盛り込まれていて、汗水流して稼いだお金を出さない理由なんて、正直、ない。詳しくはこちらから。
「The aMAZEing Labyrinth HD」
iPad持ってる皆さんはこれをどうぞ。懐かしのボードゲームに基づいたこのHDリメイク版では、プレイヤーはライトなダンジョンズ・アンド・ドラゴンズといった雰囲気の世界にいざなわれ、格子状の迷路を作って対戦相手の進路を阻み、隠された宝を先に独り占めすることになる。AI相手でも、オンラインのマルチプレイでフレンド相手でもプレイできる。詳しくはこちらから。
「Pullblox」 (別名 「Pushmo」 「引ク押ス」)
マンガっぽい動物たちと、恐ろしく複雑なパズルを実装した 「テトリス」 の3D版、と聞けば、ニンテンドーeショップで発売されているこの小粒ながら傑作な廉価タイトルの魅力が大まかにイメージできるだろう。味付け濃い目なかわいらしさと、網膜が日焼けしそうな明るい色彩が特徴な本作はゲームとしては本気で頭をひねらされる部類に属し、時間と注意と小遣いを投入する価値が十二分にある。詳しくはこちらから。
「Red Bull BPM Play」
ゲームと言うよりはDJプレイの基礎をものすごくクールな方法で教えてくれる教材、といったこの無料(そうとも、無料なのだ!)iPhoneアプリがあれば、ミュージックライブラリに入れてある曲をミックスしたり、搭載されているエフェクト機能であれこれいじったり、苦労して作った作品を共有したりできる。デジタル皿回しのナイスな入門編なこのアプリではスクラッチングもできるし、加速度計基準のエフェクトを適用したり、クロスフェーダーでビートマッチした曲をフェードインさせたりできる。総じて、パーティーの火付け役のとても洗練を要する技を理解できる、イカした方法と言える。詳しくはこちらから。
一口サイズのすごいヤツ
・信じられるか? 「プリンス・オブ・ペルシャ」 シリーズの1作目が発売されてからもう23年にもなるなんて。時は良質な魔法のじゅうたんのように矢のごとく飛び去っていく。以後の作品には傑作(「時間の砂」)もあれば駄作(DS用の 「The Fallen King」)もあったが、いずれも初代のアスレチック的アクション、剣戟の光る戦闘シーンそして千夜一夜物語風のストーリーの組み合わせである点は踏襲している。Ubisoft のこの伝説的横スクロールアクションの古典的バージョン2つ(ゲームボーイカラー版およびスーパーファミコン版)が今週、ニンテンドーeショップおよびWiiショッピングチャンネルでダウンロードで手に入るようになったことで、ゲームファンはシリーズの原点に立ち戻る機会を得たことになる。今でも素晴らしいゲームなうえに、なかなかに手強かったりする。
・ニンテンドーからダウンロード可能なステキなものついで、同社はRed Bull Media Houseとの提携により、3DSユーザーに Nintendo Video を通じて一連のユニークな3Dクリップを提供すると発表したばかりだ。以後数ヵ月間に渡って、マウンテンバイク大会 「Red Bull Rampage」、「Red Bull BC One」 の米決勝大会、USサーフィンオープンの波乗りおよび 「Red Bull Northern Exposure 2011」 のカヤック競技を含め、様々なクリップがリリースされて画面から飛び出てくることだろう。詳しくは3DSの公式サイトから。
・Google TV を持っているなら、もうすぐ OnLive の据え置き機型ゲームシステムのおかげでゲームの地平が広がることになる。サービスの統合が完了すれば、毎月ほんの数ポンド、ユーロもしくはドルを払うだけで即座にプレイ可能なクラウドシステムへのアクセスが可能になり、確実に増えつつある輝かしいHD仕様の大作タイトル一覧から好きなゲームを選ぶことができる。「セインツロウ ザ・サード」 や 「アサシン クリード リベレーション」 などのゲームに自宅からもモバイル環境からでも瞬時にアクセスしたいのであれば、OnLive は効果的な投資だろう。詳しくは出て間もない以下の発表を。
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