落書きの芸術性を競う学生主催のコンテスト、Red Bull Doodle Art(レッドブル・ドゥードゥル・アート)の決勝が、12月11日(日)京都市のART COMPLEX 1928にて日本で初めて開催されました。
紙と黒色の筆記用具があれば参加可能なRed Bull Doodle Artは、オーストラリア、ロシア、U.A.E.等、世界中のキャンパスで開催されており、現在までに延べ5,000人以上の学生が参加しています。Red Bull Doodle Artはラクガキの芸術性を競う学生限定のアートコンテストです。作品はシンプルなものから“落書き"のイメージを超えるほどじっくり書きこまれたものまで様々です。決勝には関東、中部、関西、九州にある9つの大学での一次予選2,513応募作品のうち、facebook上での二次予選を勝ち抜いた14作品が選ばれ、3名の審査員による審査によって、その独自性・創造性・メッセージ性、完成度を競いました。今回、審査員を務めていただいたのは、イラストレーターとして活躍する黒田潔氏、ポップアーティストとして活躍し、ニュージーランドで開催されたRed Bull Doodle Artでも審査員を務めた有田潤氏、漫画家・コラムニストとして活躍する辛酸なめ子氏の3名。会場に駆けつけた約150名の観客が見守る中、見事第1位に輝いたのは多摩美術大学3年生の横山明弘さん、第2位には日本工学院専門学校マンガ・アニメーション科の伊藤美奈穂さん、第3位には慶應義塾大学の垣下祐介さんの作品が選ばれました。第1位に輝いた横山さんの作品は、マスターピースとのコラボレーションにより、トートバッグとして製品化され、来年の4月頃を目処に発売予定です。
優勝した横山明弘さんのコメント
「学園祭内で予選を開催していると友人から聞いて参加しました。コンテストなどに参加するのは稀で、優勝した実感は特にまだ無いけれど、非常に嬉しいです。決勝で審査していただいている最中は、優勝はしたいけど自信は全くなくて、だからこそ表現したかったことなどをみなさんに分かってもらいやすいようなプレゼンを心がけました。優勝した今は、周りの友達にもチヤホヤされて、作品制作の意欲も上がりました。また、色んな学生と触れ合うことが出来て、楽しかったです」
審査員の黒田潔氏のコメント
「今回の審査をするにあたって、制作者の生の声を聞けるというのがとても興味深い部分だったと思います。そこで、集まったファイナリスト達は、皆生き生きと自分たちの作品を説明している姿がとても印象的でした。それぞれがどういった環境の中で考え制作をし、その作品を通してどのようなメッセージを伝えたいのかが、表現されているというのが審査をするうえでもとても重要だった気がします。作品に順位をつけるのはとても悩んだのですが、その中で選ばれた作品には、観る側にダイレクトに伝わってくる強さと世界観を持っていたと思います。らくがきという部分からアートの垣根を越えて、自由な作品を制作し発表出来るこのようなプロジェクトをこれからも是非続けていってほしいと思います」
審査員の有田潤氏のコメント
「人間は一人一人、個性、特徴と性格が違うように、今回開催された、Doodle Artの作品も一つ一つ、全く表現&スタイルが違い、素晴らしい出来上がりで、見てる側が楽しく、考えてしまうような作品がたくさんありました。ファイナルに残った人達が自分の作品についてとても自身たっぷりで説明している姿に、驚き、絵に深いストーリーがあり感動致しました。今回、TOP 3 に残れなかった人も残った人も、これから先も、いろんな事に挑戦して焦らずにマイペースで、またさらに、目標に向かって前進していってもらいたいです。今後の皆様のご活躍を楽しく期待しています。Never Give Up!」
審査員の辛酸なめ子氏のコメント
「潜在意識とつながって心の奥にあるものを表現するDoodle Art。ファイナルを拝見し、イラストでも現代アートでもない、ディープでスピリチュアルなジャンルだと思いました。作品を描いた人も見た人も癒されるコンテスト、今後の発展にも期待しています」

審査員3名(左から辛酸なめこ氏、黒田潔氏、有田潤氏)
Red Bull Doodle Art 決勝 実施概要
| 名称 | Red Bull Doodle Art決勝 (レッドブル・ドゥードゥル・アート) | |
| 日時 | 12月11日(日) 15:00~16:20 (16:20~18:00 アフターパーティー) | |
| 会場 | ART COMPLEX 1928 (京都市中京区三条御幸町角 1928ビル3階) | |
| 主催 | Red Bull Doodle Art実行委員会(学生で構成) | |
| 参加資格 | 大学生及び、専門学校生 | |
| 応募作品総数 | 2,513作品 | |
| 審査方法 | 審査員3名により決勝に残った14作品の中から最優秀の1作品を決定 審査員は作品の「独自性」「創造性」「メッセージ性」「技術点、完成度」を基準にそれぞれ10点、計140点満点で採点 |
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| 審査員 | 黒田 潔氏 | イラストレーター・アートディレクター 現在、「文藝」にて「舗装道路の消えた世界」を連載中 |
| 有田 潤氏 | ポップアーティスト・イラストレーター 現在はニュージーランドで活動中 |
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| 辛酸なめ子 | 漫画家・コラムニスト 新刊は『サバイバル女道』(サイゾー) |
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| 賞品 | 最優秀作品のデザインを元にしたオリジナル・トートバックの商品化 (株式会社井野屋のブランド「マスターピース」とのコラボレーション商品。 商品は来春発売予定。詳しくは、http://www.master-piece.co.jp/) 株式会社ワコム製ペンタブレット「Intuos4 Wireless」 |
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| 協賛 | 株式会社井野屋、株式会社ワコム | |
| 協力 | ART COMPLEX 1928 (旧大阪毎日新聞社京都支局) | |
Red Bull Doodle Art 一次予選
| 日程と会場 | 【関東】 | 10/29(土)、30(日) | 日本工学院大学 |
| 11/3(木)~5(土) | 日本大学芸術学部 | ||
| 11/3(木)~5(土) | 東洋大学 | ||
| 11/4(金)~6(日) | 多摩美術大学 | ||
| 【中部】 | 10/28(金)、29(土) | 名古屋芸術大学 | |
| 【関西】 | 11/5(土)、6(日) | 京都嵯峨芸術大学 | |
| 11/3(木)~6(日) | 大阪市立大学 | ||
| 【九州】 | 11/10(木) | 北九州市立大学 北方キャンパス | |
| 11/19(土) | 九州大学 伊都キャンパス | ||
| 審査方法 | 一般来場者による投票 関東60作品、中部20作品、関西40作品、 九州20作品、計140作品を選出 |
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Red Bull Doodle Art 二次予選
| 期間 | 11月23日(水)~11月30日(水) |
| URL | www.redbull.jp/doodleart/ |
| 審査方法 | サイト(facebook)に掲出された作品に対する閲覧者の「Like(いいね)」の数で選考。 関東6作品、中部2作品、関西4作品、九州2作品の計14作品を選出 |
応募要綱
| 参加資格 | 大学生、大学院生、短期大学生、専門学校生 |
| 作品規定 | A5サイズの普通紙(白)を使用 黒色の筆記用具(鉛筆、ボールペンなど)を使用 ※カラーは禁止 1人1作品まで 【注意事項】 ・本人が描くこと ・用紙を加工しないこと ・公序良俗に反しない画であること ・キャラクターやロゴマークなど、他者の著作権を脅かさないこと ・固有名詞(企業名などを含む)を使用しないこと ※レッドブルの企業名、ロゴ、ロゴをイメージしたものも控える |
Red Bull Doodle Art 決勝結果
| 1位 | 多摩美術大学 横山明弘さん |
| 2位 | 日本工学院専門学校 マンガ・アニメーション学科 伊藤美奈穂さん |
| 3位 | 慶應義塾大学 垣下祐介さん |

第2位の伊藤美奈穂さんの作品 / 第2位の伊藤美奈穂さん

第3位の垣下祐介さんの作品 / 第3位の垣下祐介さん

自身の作品について熱くプレゼンテーションを行うファイナリスト

予選応募作品とファイナリスト作品のエキシビジョン

予選応募作品の展示、DJプレイにより賑わう会場


アフターパーティでの有田潤氏(左)、黒田潔氏によるライブペインティイング

決勝を盛り上げるMCの吉田桃華さん、andyさん
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