Red Bull Music Academy Workshop Session Report (C)Red Bull

Red Bullが主催の世界中の音楽ファン、クリエイターの間で絶大な支持を得ているカルチャー・イベント、“Red Bull Music Academy(RBMA)” が、2010年2月、ロンドンをホストシティーとし開催されることが決定したことを受け、4/4、六本木ヒルズ森タワー52階、ミュージアムカフェ「マドラウンジ」にて「Red Bull Music Academy 第1回Workshop Session」が開催されました。

ここ日本においては、7回目を迎えましたワークショップ・セッション、今回は、定員50名を超える参加者が来場し、マリ・ストーンさんのリラックスした司会のもと、実際のアカデミーの映像や写真を盛り込んだ説明会と、ゲストのマーク・プリチャードによるレクチャー、昨年の日本人参加者sauce81も交えた質疑応答を行い、本場さながらの雰囲気の中で開催することができました。

昨年のワークショップ・セッションでは、ソフトウエアを使用したビート構築について実際にロジックを使って音楽制作を披露したマークは、今回は、エンジニア的なテーマに加え、自分にとっての音楽とは、そして、レッドブル・ミュージック・アカデミーとは、という本質的なテーマをもとにレクチャーを行いました。

近年のプロダクションはプロデューサーが一人で仕上げてしまう傾向にあるが、経験豊富なマスタリング・エンジニアによる、設備の整ったスタジオでのプロダクションの重要性がいかにあるかを語り、彼自身、今回リリースしたニュー・アルバムのマスタリングに通常の3倍もの費用をかけたと語り、参加者を驚かせました。
また、レッドブル・ミュージック・アカデミーは、最高の経験であり、生徒だけでなく、講師として参加する自分自身にとっても、毎回、何か新しいことを得る場所であり、彼でさえ、最初は多くの人たちと共同で楽曲を作ることに戸惑いを感じたものの、それが非常に簡単で、充実したものであるかを学んだ、と語りました。質疑応答では「あなたは誰のために音楽を作るのですか?」という質問に「僕は自分自身のために音楽を作ります。なぜなら、音楽は自由に創造し、クリエイトできる僕の頭の中の特別な場所に、僕自身を導いてくれるから。もちろん、僕が作ったものはみんなにも楽しんでもらいたいよ。」と答えました。彼の自分の意見、経験を混ぜたレクチャーは大変分かりやすく、そして参加者の方が応募するための大きな励ましになったに違いありません。

参加者の真剣な眼差しと、レクチャーに耳を傾けるその姿勢は、ここ日本でのアカデミーの認知度の向上と、ここから世界へと飛び立つであろう、日本の若き才能たちの前途ある将来を感じずにはいられませんでした。
第2回ワークショップ・セッションは6月を予定しております。

 

Red Bullミュージック・アカデミー Workshop Session

2009年4月4日(金)20:00~
@ミュージアムカフェ「マドラウンジ」

【GUEST LECTURER】
MARK PRITCHARD(マーク・プリチャード[Harmonic 313 / Warp Records])
Sauce81(Cosmopolyphonic Radio)


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