この週末、オーストリア、ザルツブルクにある有名なHanger-7を舞台に、83か国から選手が参加して、なんとも平和な空中戦が繰り広げられた。Red Bull Paper Wings World Finals(レッドブル・ベーパーウィングス・ワールドファイナル)が開催され、最長飛行時間、最長飛行距離、曲芸飛行の3部門において 紙飛行機の競技が行われた。世界チャンピオンのタイトルは、チェコ、アメリカ、ポーランド、トルコ、レバノンのパイロットたちの手に渡った。
ザルツブルク(オーストリア)。2006年、2009年に続いて今年も再び、最も遠く、最も長く、そして最もクリエイティブをモットーに、世界中でたくさんの紙飛行機が折られ、空の飛行へと送り出された。全世界で行われた計634回の予選飛行には、3万7125名ものパイロットが参加した。選出されたベストパイロットたちはザルツブルクに集結し、2日間にわたって紙飛行機の醍醐味、スリリングさと素晴らしさを実践してみせた。Hanger-7で行われた空の戦いは、世界で最も大規模で国際色豊かな飛行機コンテストとなり、3名の世界チャンピオンが選出された。
最長飛行距離の部門ではとりわけ熱い戦いが繰り広げられたが、 50.37メートルを出したチェコのTomas Beckが勝利を手にした。2位にはボスニア・ヘルツェゴビナ出身のAlmir Kišijaが続いた。2009 年Longest-Distance(最長飛行距離)部門チャンピオンに輝いたJovica Kozlicaは3位に入り、再び表彰台で栄誉を受けた。 Longest Airtime(最長飛行時間)部門では、文字通り10分の1秒が勝敗を分けた。Elie Chemaly(レバノン)による10.68秒のフライトには観衆もすっかり魅了され、文句なしの勝利となったものの、25秒以上の世界記録には遠く及ばなかった。曲芸飛行部門では、冬季オリンピック、スキージャンプ競技のメダリスト Thomas Morgensternを中心に結成された審査員団が大いに頭を悩ませた。2名のパイロットが50点で同点、しかも最高得点となり、5名の審査員は、アメリカのRyan Naccarato(アメリカ)とTomasz Chodryra(ポーランド)を表彰台の最上段に送り出した。団体では、3名のパイロットがそれぞれの部門でベスト10に入ったトルコに軍配があがった。
結果
| 飛行時間 | 1位 Elie Chemaly(レバノン) 2位 Goekhan Emiroglu(トルコ) 3位 Robi Fiser(スロベニア) |
| 曲芸飛行 | 1位 Tomasz Chodryra(ポーランド) 1位 Ryan Naccarato(アメリカ) 3位 Alfredo Ramirez(メキシコ) |
| 飛行距離 | 1位 Tomas Beck(チェコ) 2位 Almir Kisija(ボスニア) 3位 Jovica Kozlica(クロアチア) |
| 団体 | 1位 トルコ |






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