Red Bull Thre3style

Red Bull Thre3Style Japan 東京予選 @27 Destiny

Red Bull Thre3Style Japan - Tokyo (C)Red Bull

4月23日、Red Bull主催のDJコンペティション、Red Bull THRE3STYLEの東京予選が渋谷の27Destinyで開催された。

出場したのは、世界的なDJバトルの大会であるDMCの常連でもあるDJ MISSIEやIKU、B-BOY PARKのDJバトル優勝者の経験もあるIgacorosasなどのバトルDJはもちろん、人力ブレークビーツ・ユニットとして世界的に活躍するHIFANAの片割れKEIZOmachine!、Red Bull Sound Clash2009のDJとしての出演も記憶に新しいDJ TESら、現在の東京のDJシーンを代表する8名のバラエティ豊かな個性派DJたち。そして、ひとり15分、3ジャンル以上が義務付けられるミックスの中で、選曲、クリエイティビティー、スキルはもちろんのこと、なによりも如何にクラウドを盛り上げられるかをポイントに審査が行われるジャッジには、DJ YUTAKA、DMC JAPANの尾崎友彦氏、そしてこのイベントのゲストDJであるDJ MASTERKEYという、こちらも豪華な顔ぶれが揃った。

2010年12月、フランスはパリにて開催されるワールド・ファイナルへのたった1枠を巡って開催されるジャパン・ファイナルへの出場権をかけ、東京・大阪・名古屋・福岡の4都市で開催される予選ラウンドの記念すべき第1回ということもあってか、総勢350人を超える観客が会場へ大挙。進行を務めるMC DAG FORCEの煽りを受け、会場の熱気がピークに達する中、いよいよ記念すべき東京予選がスタート。これ以上無いと言っても過言ではない舞台で、それぞれのDJたちは予想以上の熱いバトルを繰り広げる。

スクラッチ、2枚使いなどのトリッキーなジャグリング主体のいわゆるDJバトル的プレイとは違い、やはりいかに観客を「Rock」するかを主眼においた、キラーチューンと意外性に富んだ選曲とそのミキシングを中心とした、エンターテインメント性の高いそれぞれの「THRE3STYLEなプレイ」に、観客は完全にノックアウト。マイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」あり、「幸せなら手を叩こう」で笑い、 先日惜しまれつつ他界した、GANGSTARRのMC、GURUへのトリビュートあり、オールドスクールの大ネタから最新のフロアヒットにアングラ・チューン、さらにJ-POPまで、3ジャンルはおろか、オールジャンルのトラックが矢継ぎ早にプレイされる2時間にわたるショーケースは大盛況で幕を閉じる。

さて、ここからがいよいよ緊張の時。3人のジャッジによる審査の結果が集計され、発表される。発表前、DMC尾崎氏は「世界大会に向けての予選ということで、世界に通用するスキルを持ったDJを選んだつもりです。少なくとも、この東京ラウンドの勝者には、世界で3本の指、いや、是非優勝するつもりで決勝に望んでもらいたい。」とコメント。緊張が高まる中コールされた名前は…、

「2位、KEIZOmachine!!」、「そして1位は、DJ IKU!!! おめでとう!」。

大きな歓声と拍手に包まれ、勝者となった2人のDJには、それぞれジャパン・ファイナリストを証明するRed Bull THRE3STYLEのロゴ入り12インチレコードが手渡された。

晴れて東京予選1位で通過したDJ IKUは大会をこう振り返る。

「日本で初めて開催されるということで、あらゆる面で戸惑いはありました。ルールだったり、大会の空気感だったり。一体、どんな感じの大会になるんだろう...と。出場者を知った時も、正直びっくりでした。MISSIEさんやHIFANAのKEIZOmachine!さん、自分が予選敗退した2003年B-BOY PARKのDJ BATTLEの優勝者であるIgacorosasさん等がエントリーしていて、かなりの激戦を覚悟していました。そんな腕利きのDJ達と対戦するにあたって、自分の勝負できるポイントは選曲やMIXよりも要所要所のテクニックやショーとして見せる15分のターンテーブル・パフォーマンスだと思い、それをステージでぶつけたつもりです。 地域だったり、ジャンルだったり、活動形態だったり 自分とは全く違う庭で活動しているDJ達との対戦でしたが、やはりDMC等のいわゆる『DJ BATTLE』出身ということでBATTLEモード全開でいきました。結果的に、それが自分の色になって良かったんじゃないかと思います。」

Red Bull THRE3STYLEという新しいDJコンペティションにおいても、BATTLE DJとしてのスキルを活かしながら、高いエンターテインメント性を見せつけたDJ IKU。 「東京予選で見えた部分もあるので、そこを盛り込んでJAPAN FINALで爆発したいです!もうここまできたら、日本一になるしかない。お客さんもジャッジも、とにかく会場全体を巻き込んで楽しくやりたいです。バイブス満タンの世界に通用するスピンをかましたいです!!!YOU MUST LEARN!!!」と既にエンジン全開。

こちらは優勝候補の呼び声通り、順当な2位通過となったKEIZOmachine!は、決勝に向けて「何をすればいいのかだいたい感じがつかめました。」と冷静に振り返る。「おすすめキラーチューンをいろいろ持ってくのでみんなでアガりましょう!」の言葉通り、こちらも8月15日の渋谷club asiaの決勝では、ユニーク&ファンキーなプレイで魅せてくれることは間違いなさそうだ。

福岡・大阪・名古屋と続く予選でも、どんな熱い予選が繰り広げられるのか楽しみな東京予選だった。


東京予選大会

日時:4月23日(金)
会場:27 Destiny
時間帯:23:00-1:00
Judge:DJ YUTAKA / DJ MASTERKEY /尾崎(DMC JAPAN)
MC:DAG FORCE
DJ:KATSUMI / IGACOROSAS / MISSIE / TES / IKU / 8MAN / ASO
1位DJ IKU
2位DJ KEIZOmachine!

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