今週のゲームブログ「Power Up」では、グレン・フェリスがソニーの最新型にして最高の携帯機、PlayStationVitaをようやく手にとる…
PlayStationVitaのレビュー
大いに話題になっているPSVitaの海外発売を目前にして、ソニーの経営陣が武者震いするのも無理はないだろう。
…というのも、今という時代はスマートフォン1つあれば傑作ゲームをプレイしたり、音楽を聴いたり、動画を見たり、インターネットをブラウズしてまわったり、電話をかけたりできるわけで、今やほとんどの人がスマホを持ってるわけだ。広くリリースされた大手系携帯ゲーム機というとVita以外にはNintendo 3DSしかないわけだけど、あちらは残念な売り上げに足を引っ張られている感がある。「携帯できる家庭用機」の時代はもう終わってしまったのか?
ソニーは(かなりの根拠があるとはいえ)、「アングリーバード」やiTunesだけでは物足りないと感じる人が大勢いるだろう、という賭けに出ている。彼らが作り上げたVitaという素晴らしき一品は、ゲーマーたちに初のちゃんとした第3世代携帯ゲーム機を届けようと目論んだものだ。VitaはPS3のスペックをポケットサイズに縮小し、更にステキな追加要素を盛り付けた印象の、十二分な買い応えを感じさせてくれるマシンのようだ。
Apple社らがモバイルゲーム市場にかけているヘッドロックをVitaが外せるかどうかはまだわからないがソニーの最新機が携帯可能な驚異であることは、我々一同全力をもって断言する。
サイズ的にはPSPと似ているものの、中身も外観も遥かにデザイン的に改良されているVitaは、2つのアナログスティック(これはPSPでの長時間プレイ後につきものな、あの「モンハン持ち固縮」とでもいうべき現象を解消してくれる)、今やお馴染みの△○□×ボタン群、RとLのショルダーボタンコンビと、十字キーと一式そろっている。標準型のPS3コントローラーよりも少し大きい、と言ったところで、人間工学的に快適なプレイが可能になっている。
Vitaは軽量かつ頑丈で、ズボンのピチピチ度にもよるが、(そしてiPhoneの約2倍の大きさでありながら、)いい感じでポケットサイズになっており、その小さな体に大量の見どころを満載している。
とりわけ目を引く本機からの追加要素が、新型のOLEDタッチスクリーンだ。(ちなみにタッチスクリーンは表と裏に計2つあり、プレイスタイルに選択肢を与えてくれている。)ひとことで言えばすんばらしい出来だ。1600万色がゲームの色彩を声高に歌い上げ、タッチ要素がインタラクティビティに新たな次元をもたらしている。
この素晴らしいスクリーンはPSPのタイトルをプレイする際にも有用で、便利なエミュレーターのおかげで、昔のタイトルを向上した画質でプレイしたり、操作系の割り当てをいじってアナログスティックを両方活用したりできる。
さらなる楽しいガジェット要素として前面・背面のカメラ(あいにく動画の撮影には未対応)、およびゲーム操作のさらなる選択肢となるSixaxis方式のモーションセンサー機能があるし、BluetoothおよびWi-Fi対応、けっこう長もちなバッテリー(ゲームなら3~5時間、動画なら5時間、音楽なら9時間)により、良好な接続性でじっくり楽しめる。
Vitaの各機能については「ウェルカムパーク」なる一連のミニゲームにより巧妙かつ簡単に使いかたが紹介される。加えて、すぐにアクセスしてデジタル版のみのゲームをダウンロード購入したりできるPSストア、ネットブラウザ、「near」というフレンド検索機能、コンテンツマネージャ、カメラにアルバム、動画/ミュージックプレイヤー、そしてPS3との連動を可能にするリモートプレイもついてくる。そう考えると、電話機能以外は何でもそろってるとすら言えそうだ。
Wi-Fiモデルが229英ポンド/275ユーロ/365米ドル、3Gモデルが279英ポンド/335ユーロ/445米ドルと、決して安い投資ではないものの、品質が圧倒的に高いので払い甲斐があるのは間違いない。
デザイン、親切性、そして次世代のハードウェア機能を組み合わせた素晴らしいこの逸品は、あり余る期待に応えるどころか上まわってすらいる。我々に言わせればスマートフォンの格を落としてでもVitaを買うべきで、後悔はしないはずだ。
PlayStationVitaの欧米発売予定は2月22日!
来週は同時発売タイトルのレビューをやるのでお見逃しなく!
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