Soul Calibur V 2 © Namco

今週のゲームブログ 「Power Up」 では、グレン・フェリスが 「ソウルキャリバー Ⅴ」 で尋常じゃないサイズの武器を手に取り、スター・ウォーズの世界を自在に操り、「DiRT Showdown」 のモータースポーツでのひと暴れに備える。

「ソウルキャリバー Ⅴ」 のレビュー

ソウルキャリバー」 シリーズはライバルである 「ストリートファイター」 「鉄拳」 シリーズほどのメインストリーム的人気や、「バーチャファイター」 シリーズほどのコアゲーマー人気には今ひとつ到達できていないものの、長年ゲームに触れている人間には史上最高峰の3D格闘ゲームの一つと認識されているはずだ。

1999年に出まわっていた他作品よりも遥かに先をいっていたこの格闘ゲームは骨を砕き合うような闘技場バトルを中心に、2本の究極の剣にまつわる神話的なストーリーを紡ぎつつ、初心者のボタン連打に易いながらも、奥深いコンボ戦術が可能という絶妙なバランスのシステムを実現させていた。シリーズ作品を5作まで重ね、伝説の切れ味は(巨大な武器の数々同様に)鋭くなる一方だ。ひどくてたまらないレベルの会話(カットシーンは見るのがなかなか辛い)さえ気にしなければ、本作は決して期待に外れることのなかったシリーズの名に恥じない、立派な一本といえる。

グラフィック的にはすこぶる豪華だ。各闘技場には多大な愛情が注ぎ込まれており、戦闘に集中すべきなのについ見とれてしまう。キャラクターらは美しく描かれ、優雅に動き、ありえないような体勢を次々と繋げてこちらを切り刻んでいく。



もちろん、誰も景色を眺めるために本作に集まってくるわけじゃないので、肝心なのは戦闘そのもので、その点では本当に大満足の出来だ。初心者にもプロレベルにも敷居を低くしてあり(とはいえ、もちろん、コントローラーをメチャクチャにする以遠にまで成長するプレイヤーのほうが醍醐味を味わえるわけだが)、戦闘システムにはお約束のスーパーコンボやノックアウト技をそろえつつ、いくつかの冴えた工夫の余地を残している。

その一つがクリティカルゲージの追加で、これは攻撃を当てたり食らったりすることで溜まっていき、とっておきの攻撃の発動に使ったり、コンボ攻撃の一環として組み入れたりできる。また一つが敵の攻撃に対処したり、コンボを強化できるガードボタンだ。闘技場が3D空間であることに大きな意味をもたせる回避アクションと組み合わせることで、自分より経験豊富な対戦相手から猛攻を受けている時に反撃するのが格段に容易になると同時に、新参プレイヤーがごく短時間で有効な技を直感的におぼえることを可能にしている。

「ソウルキャリバー Ⅴ」 を購入必須タイトルたらしめるのは、まさしくこの敷居の低さだといえる。(「アサシン クリード」 のエツィオ・アウディトーレ・ダ・フィレンツェがプレイ可能なキャラクターとしてゲスト参戦してはいるものの)「ストリートファイター」 のリュウや 「鉄拳」 の風間仁のような有名キャラクターという保険がいない中で、ナムコは賢明にもゲームそのものを素晴らしく仕上げるのに注力している。

そんなこんなで 「ソウルキャリバー Ⅴ」 は、マイキャラを作成してカスタマイズするというステキなモードと、オンライン対戦、戦績共有要素、およびストーリーモードとすぐに遊べる対戦モードと盛りだくさんなわけだが、総じて満足度の非常に高い作品となっている。本作が 「ストリートファイター」 シリーズの忠実なるファンたちを改宗させられるかどうかはまだわからないが、「ソウルキャリバー Ⅴ」 が我々にとって2012のマストタイトル第1弾となったのだけは確かだ。


 

一口サイズのすごいヤツ

・ ジョージ・ルーカスがスター・ウォーズのキャラクターたちを一番高く買ってくれる広告系の重役に使わせる決断をして以来(これ何かはホントにひどい)、真のシリーズファンたちはこの壮大なるスペースオペラの決定権をヒゲの監督者から奪えないかと夢見てきたものだ。喜べトレッキー、じゃなかったジェダイもどきども、「Kinect スター・ウォーズ」 のおかげでその無謀な夢が実現可能になったのだ。爆笑ドラマシリーズ 「Parks and Recreation」 のアメリカ人コメディアン、クリス・プラットが、ジェダイ見習いらがどのようにミディ=クロリアン数を増やせばいいのか(つまりシリーズの名場面をコントローラーなしでどう再現すればいいのか)を説明する解説動画を作ってくれた。ジョークと共にあらんことを…

 
・ もし Xbox LIVE を愛用しているなら、新作不足で永遠に終わらないかのような長さに思えた1月も終わり、2月はダウンロード販売タイトルの楽しいのがわんさか押し寄せてお腹一杯にしてくれそうだ。2月15日に始まるXbox LIVE アーケード ハウスパーティーでは、3月7日までの毎週水曜日に新発売のダウンロードタイトルが紹介される。第1弾はパズルベースのステルスアクションゲーム 「Warp」 で、プレイヤーは水中施設に閉じ込められたオレンジ色のエイリアンに扮することになる(800マイクロソフトポイントで購入可能)。お次は 「アラン ウェイク アメリカンナイトメア」 で、言葉少ななデーモンスレイヤーの活躍が再び楽しめる(参戦するなら1200マイクロソフトポイントでどうぞ)。その後には1人称シューティングの 「Nexuiz」 (800マイクロソフトポイント)と、遅れに遅れた世界滅亡系サバイバルアドベンチャーの 「I Am Alive」 (1200マイクロソフトポイント)が続く予定だ。どれも試してみる価値がありそうだが、4タイトルとも購入すると800マイクロソフトポイントがもらえるので、その分選びやすくなっている。詳しくはこちらをクリック

 
コードマスターズの皆さんが年内発売予定の 「DiRT Showdown」 (Xbox 360、PS3)で一緒にメチャクチャになろうと呼びかけてくれているようだ。おぼえやすい操作でスピードと邪魔し合いの猛烈レースが魅力の大人気シリーズ最新作はラリーチャンピオンシップ優勝を目指す真剣勝負的なものから、金属がグチャグチャにぶつかり合ったり、イカれたチャレンジが満載な、風変わりな作風へと焦点がシフトしている。誰もがもつ破壊衝動に応えるためか、新作のゲームプレイトレイラーが公開されたばかりで、なかなか壊れ応えのある内容となっている。


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